パイン 罪と罰の意識 / 許し/ 内なる灯り

バッチフラワーレメディ

パイン(ヨーロッパアカマツ Pinus Sylvestris)はヨーロッパからアジアに広く分布し、樹皮は赤褐色で成長につれひび割れてきます。日照が良ければ土壌も気候も問わずやせた土地でもよく育ち、35メートルほどの高さにまでなります。そのため使用の予定のない土地に植林され、ドイツでは森の3割近くを松が占めるといいます。

根は5メートルほどの深さまで深く伸び、また横にも張ります。葉はご存知のように針のようにとがっています。また枝が途中で折れることが多いです。実は固く、いわゆる松かさになります。

樹皮は樹脂に満ちていて、特に幹の下部に豊富です。清涼感のある香りの精油を含みよく燃えるので、かつては松の木片に布を巻いて火をつけ、灯りとしました。松明(たいまつ)の名前はここから来ています。松かさもまたよく燃えます。

松は軽く柔軟で、湿度の変動にも強く、家具材や建材として広く使われています。松の精油はトウヒやモミとともに呼吸器の治療薬として使われました。松脂は防腐塗料、テレピン油は油彩の画用油としても使われます。

このように松はたくさんの用途があります。

パインは常に自分を非難している状態に使います。自分と関係ないことにまで責任を背負い、罪悪感を感じています。罪と罰の意識がパインの特徴であり、このレメディが上手く作用すると、真の意味で自分を赦(ゆる)し、そして他者を許すことができます。自分の中に秘められていた、松明のような明かりを灯すことができるでしょう。

参考文献 「森と樹木と人間の物語」浅井治海 フロンティア出版 2006

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